
しみを治したい!!

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徹底的に調べましょう!!
まずはお尋ねします。
しみに種類があるのをご存じですか?


女性に多い5種類のしみ
①老人性色素斑(ろうはん)
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中年以降
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左右バラバラに円形の茶色いしみ
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色調は茶色~こげ茶色
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しみの境界は明瞭
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表面はツルツル
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ニキビ/かぶれ/やけど跡にできることも多い。
②肝斑
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30歳~40歳
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左右対称性にもやもやとした茶色いしみ
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頬骨の周辺に薄いしみ
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両方の頬に拡大
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最終的には瞼の下に三日月状に広がる
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閉経後に薄くなる
③そばかす
(雀卵斑)
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3歳頃。思春期に目立つ
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左右対称性に粒状の茶色いしみ
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鼻の上にもしみ
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春から初夏になると色調が濃くなる
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30歳頃から徐々に薄くなることが多い
④対称性真皮
メラノサイトーシス
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思春期前後
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左右対称性に粒状の黒っぽいしみ
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頬骨、おでこの外側、小鼻に生じること多い
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頬部では粒状、おでこの外側では面状
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まぶたにも生じる
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加齢とともに濃くなる
⑤炎症後色素沈着
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いつでも できる
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日焼け、ケガ、吹き出物の後にできるしみ
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境界はわかりにくく、色調もムラがある
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面のどこにでも生じ
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経過は状態差が大きい

男性に多い4種類のしみ(しみよりもイボの場合が多い)
①イボ
(脂漏性角化症)
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20歳以上の成人
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顔面など日光の当たるところに多発
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首・顔・腕・脇の下、足の付け根にもできる
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尋常性疣贅の場合はウイルスが原因で広がる
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手で取れることもある
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レーザーやガスで切除
②老人性色素斑(ろうはん)

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中年以降
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左右バラバラに円形の茶色いしみ
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色調は茶色~こげ茶色
-
しみの境界は明瞭
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表面はツルツル
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ニキビ/かぶれ/やけど跡にできることも多い。
③炎症後色素沈着
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いつでも できる
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日焼け、ケガ、吹き出物の後にできるしみ
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境界はわかりにくく、色調もムラがある
-
面のどこにでも生じ
-
経過は状態差が大きい
④肝斑
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30歳~40歳
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左右対称性にもやもやとした茶色いしみ
-
頬骨の周辺に薄いしみ
-
両方の頬に拡大
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最終的には瞼の下に三日月状に広がる
-
閉経後に薄くなる

まずは皮膚を知った方がいい!!
皮膚の役割と仕組み

水分の喪失/透過を防ぐ

体温を調節する

外部からの刺激を感知

微生物や刺激から守る


しみはどこに起きるの?
皮膚に3つの層があるのは分かったけど、
「しみはいったいどこで起きてるんだ?」
というのが正直なところだと思います。
答えは《表皮》の中です。
表皮はその名の通り表の皮です。
手の皮がむけた時などは大体は表皮です。
その表皮の中は4つの層に分けられます。
その仕組みがシミと深く関係しています。
では、続きを読んでいってください。
《皮膚の新陳代謝》
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基底層では毎日新しい皮膚細胞が作られている。
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基底層→有棘層→顆粒層→角層→角片(アカ)
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30日~40日で1サイクルする
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これを「ターンオーバー」と言います。
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ターンオーバーが順調なら皮膚は健康です。
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細胞にはDNA(遺伝情報)がある。
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DNAの配列よって細胞に種類ができる。
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耳は耳、目は目、肝細胞は肝細胞のように。
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紫外線はDNAに傷をつける。(配列を乱す)
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太陽の光に紫外線(Ultra Violet)が含まれる。
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皮膚は紫外線から守るためメラニンを作る。
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メラニン色素は紫外線を吸収する事ができる。
《太陽光線とDNA》
ターンオーバー(新陳代謝)


次はメラニンについて知ろう!!
しみとメラニン色素

メラニンとは、色の濃い掃除機みたいなもの。

太陽から出る紫外線を吸収するのが得意。

何かの原因で大量生産され、あたり一面真っ黒。

次の新製品が入荷されずどんどん溜まっていく。

メラニン色素って何?
メラニンとは、太陽 光に含まれる紫外線などからDNAを守るために、表皮の基底層にあるメラノサイトというところから生産される物質です。
メラニンは黒褐色と赤橙色の2種類あり、色があるのでメラニン色素と呼ばれます。
しみはメラニンの色
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DNAを守るために作られたメラニンを含んだ角化細胞が集まった状態がしみです。
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皮膚のサイクル(ターンオーバー)が正常なら、垢となってはがれ落ちます。
しみの色と深さ

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価値ある情報だけをあなたに。

しみの原因を知ろう!!
しみになる2つの要因

1.メラニンの異常生成
<主な原因>
・紫外線・摩擦・炎症
・ホルモンバランス・ストレス

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紫外線の影響でメラニンを含んだ角化細胞に異常が起こると、更にメラニンが生成されます。
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脇、膝の裏側、股、関節など、肌のすれ合う刺激が信号となってメラニンが生成されます。
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ケガ、傷、やけど、吹き出物などの炎症部位でもメラニンが生成されます。
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ホルモンバランスやストレスなどが原因で、メラニンを生成するメラノサイトに異常が起こり、メラニンを生成し続ける事があります。